第32回日本新生児看護学会学術集会

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日程表・プログラム

日程表 プログラム

2023年10月12日現在

会長講演

11月3日(金曜日) 9:00~9:40 第1会場

「愛すべき明日[みらい]へつなぐ新生児看護[バトン]」

座長:深尾 有紀(長野県立こども病院 総合周産期母子医療センター 新生児病棟)
演者:月山 寛子(自治医科大学附属さいたま医療センターNICU/GCU)

特別講演

11月4日(土曜日) 10:40~12:10 第1会場

「がんばりっこが越えていく「ファミリーセンタードケア」なるもの
 ~あなたにもできる がんばらない明日[みらい]への連携~」

座長:月山 寛子(自治医科大学附属さいたま医療センターNICU/GCU)
演者:林 英美子(一般社団法人 未熟児家族支援・がんばりっこ)

新生児成育医学会・新生児看護学会 合同教育講演

11月3日(金曜日) 10:00~11:00 第1会場

「深層学習の医療への応用」

座長:諫山 哲哉(国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 新生児科)
演者:細野 裕行(日本大学理工学部応用情報工学科)

新生児成育医学会・新生児看護学会 合同シンポジウム

合同シンポジウム1

11月3日(金曜日)10:00~12:00 第2会場

「痛みのケアガイドライン:改訂に向けての新たなエビデンスと推奨草案」

座長:小澤 未緒(広島大学大学院医系科学研究科)
   山田 恭聖(愛知医科大学病院 周産期母子医療センター 新生児集中治療部門)

「エビデンスの強さと推奨草案」
 小澤 未緒(広島大学大学院医系科学研究科)
「足底穿刺器具に関するエビデンスの更新と推奨草案」
 米澤かおり(東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻 母性看護学・助産学分野)
「処置痛に対する薬理的緩和法に関するエビデンスの更新と推奨草案」
 福原 里恵(県立広島病院 新生児科)
「術後痛に対する非薬理的緩和法に関するエビデンスと推奨草案」
 清水  彩(大阪公立大学大学院看護学研究科)
「新生児に対する術後痛における薬理的緩和法に関するエビデンスと推奨草案」
 遠山 悟史(東京医科歯科大学大学院心肺統御麻酔学分野)
「痛みのケアへの家族参加に関するエビデンスと推奨草案」
 有光 威志(慶應義塾大学医学部小児科)

合同シンポジウム2

11月3日(金曜日) 13:30~15:30 第3会場

「NICUの診療報酬を考える ~新生児医療において、1対2看護体制ができるか~」
座長:佐藤 義朗(名古屋大学医学部附属病院 総合周産期母子医療センター 新生児部門)
   古田 惠香(名古屋大学医学部附属病院 看護部)

「重症新生児の診療実態についての調査(中間報告)
 ~新生児関連学会社会保険委員会の連携による成果~」

 祝原 賢幸(大阪⺟子医療センター新生児科)
「海外のNICU診療報酬、看護体制」
 児島 克明(Cincinnati Children’s Hospital Medical Center, USA)
 糸島  亮(University of Turku, Finland)
 小西 美樹(獨協医科大学看護学部/Council of International Neonatal Nursing)
「都市部NICUの実情、課題」
 丸山 秀彦(国立成育医療研究センター新生児科)
「中国地方の総合周産期母子医療センターにおける重症児を2対1看護体制で管理すること
 および高度NICU管理料に対する意見調査」

 福原 里恵(県立広島病院 新生児科)
「当院におけるNICUの実情と課題」
 前田恵美子(新潟市民病院 総合周産期母子医療センター)
「外科疾患症例の多いNICUにおける現状と課題
 -NICUの看護体制2:1を目指す取り組みー」

 青山 文香(名古屋大学医学部附属病院看護部NICU/GCU病棟)

新生児成育医学会・新生児看護学会 合同ワークショップ

11月3日(金曜日) 13:30~16:30 第4会場

「多職種ワークショップ
 –事例を通じて、児にとっての「最善」について一緒に考えましょう–」

申込方法:「多職種ワークショップのご案内」をご覧ください

学術集会企画

学術集会企画1(教育)

11月3日(金曜日) 14:00~15:30 第1会場

「明日を担うNICUナースの育成-多職種との連携および協働できる力を身につけよう!」

座長:川野亜津子(自治医科大学 看護学部 母性看護学)
演者:龜山 千里(総合病院土浦協同病院 総合周産期母子医療センター新生児集中治療室/遺伝診療科、自治医科大学大学院医学研究科)

学術集会企画2(ベッドサイドケア)

11月4日(土曜日) 9:00~10:00 第2会場

「赤ちゃんにやさしい呼吸ケア」

座長:梅田 千典(自治医科大学附属さいたま医療センター 臨床工学部)

「新生児の呼吸管理の実際~今、私たちはどう生きるべきか~」
 本多 正和(埼玉医科大学病院 新生児科)
「「赤ちゃんにやさしい呼吸ケア」~多職種との協働について~」
 松村美由紀(産業医科大学病院 総合周産期母子医療センター NICU)
「「赤ちゃんにやさしい呼吸ケア」~グラフィックモニタの波形読解が呼吸ケアの鍵!?~」
 富永 昌孝(埼玉医科大学病院 臨床工学部)
「赤ちゃんにやさしいリハビリテーション・アプローチ」
 高木 啓太(川口市立医療センター リハビリテーション科)

学術集会企画3(退院)

11月4日(土曜日) 14:00~15:40 第1会場

「NICU/GCUを退院する児と家族への退院支援
 ~退院後の家族の思いや活用可能な支援を知り、入院中のケアを再考する~」

座長:成田  伸(自治医科大学 看護学部)

「親と子の笑顔のために」
 岡林優喜子(東京医科歯科大学病院 子どもの発達・育児支援「すくすく外来」)
「訪問看護師さんお願いします! ~退院支援の最終手段 訪問看護指示書を書く~」
 丸山 麻美(自治医科大学附属さいたま医療センター周産期科新生児部門)
「NICU・GCU を退院した母子が利用可能な支援~母子訪問看護の実際~」
 坂本 理代(山本助産院 母子訪問ステーション山本)

ハンズオンセミナー

11月4日(土曜日) 9:00~10:40 第3会場

「搾乳の必要性と方法」

進行:藤本 紗央里(広島大学大学院医系科学研究科)
講義講師:「母乳分泌のメカニズム、搾乳の必要性と方法」
     小林 絵里子(公立大学法人 富山県立大学)
演習講師:「手による搾乳」
     小林絵里子(公立大学法人 富山県立大学)
     齊藤 治代(昭和大学 認定看護師教育センター)
     豊島万希子(神奈川県立こども医療センター)
     真木 智子(Cache-cache coucou!助産院 訪問母乳育児相談)
     藤本紗央里(広島大学大学院医系科学研究科)

内容:
NICUに入院した新生児の母乳育児支援に関わっている方を対象に、搾乳の必要性と方法に関する知識について学び、母親がより効果的に搾乳を実施できるように支援できることを目的としたハンズオンセミナーです。

定   員 : 先着20名 定員に達しましたので申込を締め切りました。
参 加 費 : 1,000円
申込方法 :「ハンズオンセミナーのご案内」をご覧ください

学会企画

学会企画1

11月3日(金曜日) 10:00~11:40 第4会場

「災害発生!その時どうする?~みんなで考えよう災害復旧~」

企画:日本新生児看護学会 災害対策委員会
座長:野村 彩(大垣市民病院)
話題提供の演者:「最近の地震と病院の被害~被災地調査と実大実験~」
         倉田 真宏(京都大学防災研究所)
ファシリテーター:森本 晃弘(近江八幡市立総合医療センター)
         中川真由美(済生会兵庫県病院)
         高橋智恵子(社会福祉法人賛育会 賛育会病院)
         竹内久美子(兵庫県立尼崎総合医療センター)
         久保田雅美(長浜赤十字病院)
         岸本 幸子(日本赤十字社京都第一赤十字病院)
         稲葉亜希子(日本赤十字社医療センター)

内容:
日本新生児看護学会災害対策委員会は、減災の重要性を研修などで普及活用し、その後「減災ガイド」を発行しました。
平時からの減災環境の整備が重要ですが、地震が発生した後の復旧に関しては検証されていません。
2020年12月に防災科学技術研究所のプロジェクトの1つとして「病院施設の地震被害の実大実験」が行われました。
この実験では、NICUが受ける被害が明らかになりました。このセッションでは、実験データをもとに、NICU被災時の病棟状況を再現し、NICUの病棟機能の復旧にどれだけの時間がかかるのか、またどの程度復旧が可能なのか、参加者の皆さんと机上シミュレーションを行い、地震後の復旧活動を可視化してきたいと考えています。

定   員 : 60名
申込方法 :「災害対策委員会企画のご案内」をご覧ください

学会企画2

11月4日(土曜日) 14:00~15:30 第2会場

「世界とつなぐ新生児看護」

企画:日本新生児看護学会 国際交流委員会
座長:室加 千佳(聖隷クリストファー大学)
   仲井 あや(千葉大学大学院)

「委員会活動報告:JANNとCOINNの最近の活動」
 小西 美樹(獨協医科大学)
「オンライン抄読会の紹介」
 上原 和代(沖縄県立看護大学大学院)
「各国の新生児看護の状況:看護教育」
 茂本 咲子(岐阜県立看護大学)
「各国の新生児看護の状況:看護実践」
 野口  香(埼玉県立大学大学院)

内容:
 国際交流委員会では、2023年1月よりオンライン抄読会を開始し、国際新生児看護学会(COINN)が編纂した“Neonatal Nursing: A Global Perspective”を輪読しています。本企画では、これまで10回行ったオンライン抄読会の様子、各国の新生児看護実践、看護師教育について皆様へ紹介し、日本および世界の新生児看護が抱える課題を共に考える場とします。また、COINNの最近の活動もご紹介し、世界とつながって実践・教育・研究活動を行うためのネットワークづくりについてお伝えします。
 *11月17日は世界早産児デーです。アウェアネスカラーである紫色のものを身に着けて、ご参加ください。会場入口にも、紫色のモチーフをご用意致します。

新生児集中ケア認定看護師実践報告

11月4日(土曜日) 10:40~12:10 第2会場

改めて考える、認定看護師の活動

座長:村上 志保(大阪府済生会吹田病院 看護部)
   齋藤 香織(神奈川県立こども医療センター 看護局)

「「新生児集中ケア認定看護師の実践内容と役割、課題に関する調査」と
 第17回新生児集中ケア認定看護師会勉強会の成果報告」

 吉野菜穂子(公立大学法人横浜市立大学附属市民総合医療センター NICU)
「NICU看護師における超早産児の蘇生立ち合い教育プログラムの構築と実践」
 菅野さやか(北里大学病院 周産母子成育医療センターNICU)
「児に負担の少ないNasal DPAPの装着に関する取り組み
 ~児の欲求に応じた対応が出来る看護師育成を目指して~」

 宇野 優美(地方独立行政法人総合病院 国保旭中央病院 NICU・GCU病棟)
「PICUにおける新生児集中ケア認定看護師としての活動」
 葛西 紀子(松戸市立総合医療センター GCU・NICU)

ランチョンセミナー

11月3日(金曜日) 12:10~13:10 第3会場

「How to n-CPAP療法 ~児に優しい装着から適切な管理まで~」

座長:佐藤 雅彦(東京女子医科大学八千代医療センター 新生児科)
演者:山口 里香(埼玉医科大学総合医療センター 臨床工学部)
共催:ドレーゲルジャパン株式会社

林 太陽 氏 映像展示(示説会場)

「創造の先にあるもの」

 この映像展では、林太陽氏がこれまで作ってきた作品のダイジェストを展示します。太陽氏は22週542gで出生しました。現在は大学で映像制作を学び、将来も映像に関わっていきたいと勉学・制作活動に励まれています。
 母親である林英美子氏との交流で太陽氏の現在を知り、私はとても感動したのを覚えています。新生児医療に関わる私たちが、外来フォローを終了した後の卒業生に触れる機会は少ないと思います。「あの子はどうしているかな。」と気になってはいても、実際に知る術がありません。19歳になり大学に通い、自分がやりたい道を見つけて躍進している太陽氏の現在は、私たちに元気や活力を与え、日々のがんばりを認めてくれる、そのような存在であると感じました。
 ダイジェスト映像の最後には、みなさまの心が温かくなるような、太陽氏からのプレゼント映像もあるようです。ぜひ、足を止めて受け取っていただければと思います。

<プロフィール>

林 太陽 2004年出生(19歳)Film Director / Art Director / Photographer
父親の影響で、幼い頃から身近な存在だった映像の世界を中学2年生の時に強く意識し、自分の頭の中で創り出した世界を感覚的に実写映像として表現することの楽しさや自由さに魅力を感じ、急速に引き込まれる。独学で映像を学び短編映像作品の制作を続け、高校卒業後に日本映画大学に入学した。現在は、大学に通いながら国内外問わず活躍できる映画監督・写真家を目指し、フリーランスとして活動中。

<受賞歴>

  • 2022 MIRAIJI MV「Levitate」夢カナYell Music Videoコンテスト vol.3 学生部門グランプリ受賞 
  • 映画「明日地球が滅亡しなければいいのに」東京藝術大学 藝祭2022上映作品 2023プロビデンス子ども映画祭(米)青少年部門入賞 ダマー国際映画祭 ユース部門入選

<経歴>

  • Netflix 「Shot By Shot 」『サンクチュアリ -聖域- 』『離婚しようよ』制作
  • FOD / Amazon Prime Video 配信ドラマ『僕の手を売ります』メイキング
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